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1219 節目節目 [恋愛・結婚]



ココロ鏡は毎日引っ張り出す必要ありません。月に1度でいいからココロ鏡を呼び出し、
己がどのような人物なのかを己の目で確かめ確認する、ココロ鏡が大事です。
自分は人間としてどうあるべきか、どのような姿であるべきか。
そうです、ココロ鏡を呼び出す時、それは先程の禅の境地に入った状況で己をじっくり写し出す、
それこそ生きて行く上で大事な事ではないだろうかと考えます。
私は20代からこのココロ鏡を引っ張り出し節目節目を確認して生きて来ました。
人口700人前後の小さな島でランプで育ち、隣の人口4万人の石垣島へ渡る事が一番の夢でした。
石垣島には映画館が3つもありネオンも商店街も市場もあります。
高校出る事によって3年間その島で生活し、卒業と同時にテレビの仕事に就きたく上京します。
石垣島の高校には理系コースが無いため商業科コースを卒業し今度はテレビの為、出直し理系科へ。
開設したばかりのカラーTV専門コースに通います。
食う為、昼間は力仕事、2年間夜間学校へ行きますが全んど疲れ果てて勉強どころではありません。
そしてテレビ局入り、いきなりテレシネ、マスター部門と言う、当時のIT最先端の放送局送信心臓部へ配属されます。
1年後にIBMのコンピューターが導入され、コンピューター分野まで携わる事になります。
あまりの変化にどうも付いて行けそうにもない、と悩み自信喪失状態。
その折、ココロ鏡を引っ張り出し、己の置かれている状態、立ち位置などココロ鏡に写し出し考えました。
人口700人の島から4万人の石垣島で高校3年間、そして東京で夜学2年後、放送局へ入ったのです。
そんな中で己のココロ鏡と対峙し、気がつくと島を出て5年後、自分の作った番組が北海道から沖縄迄、そうです全国のお茶の間へ届く、気が付いた時点で自分は何時の間にか一億人の人を相手にする立場の仕事をしていたのです。
自分のやった仕事が一億人の人が見ている、そうです一億人の人が見つめる舞台に立っていたのです。
例え端役ても通行人役でもいい。
何時の日か、まかり間違って一億人が見つめる主役に成るかも知れない、と馬鹿げた事を考え、この仕事を生涯の天職として全うしようと決めたのです。


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